Mobile Navi

税務コラム

税務コラム

税務コラム

 

トップページ > 税務コラム一覧 > 開業時には助成金をチェック!

開業時には助成金をチェック!

2010/09/06
こんにちは。


会社設立前後に一通り確認したほうがいいものの一つとして、「助成金等」があります。


主に厚生労働省管轄によるもので、一定の要件に該当する雇用保険の被保険者として労働者を雇用した場合や、一定の事業を目的として開業した企業が雇用保険の被保険者を雇い入れた場合に対して給付されるものです。

このほか民間主催の助成金を含めるとその種類は多岐に及びますが、その時代時代の社会ニーズに対応するために施行されるものもある為、近年は時代を反映して流動的な雇用情勢への支援等を採用という形で行った事業主に対する暫定的なものや、地域対策としての内容のものも目立ちます。


〈派遣労働者雇用安定化特別奨励金〉(平成24年3月31日までの措置)
・・・・労働者派遣契約の終了前に派遣先への直接雇用を促進することにより、派遣労働者の雇用への影響を軽減し、雇用の安定に資するため、6ヶ月を超える期間継続して労働者派遣を受け入れていた業務に従事した派遣労働者を、その労働者派遣の期間の終了の日までの間に、無期又は6ヶ月以上の有期(更新有りの場合に限る)の労働契約を締結して直接雇い入れる場合に支給される。

〈若年者等正規雇用化特別奨励金〉(平成24年3月31日までの措置)
・・・・「年長フリーター及び30代後半不安定就労者」又は「採用内定を取り消されて就職先が未決定の学生等」を対象とした求人枠を積極的に設けて正規雇用する場合等に、当該事業主に支給される。


〈地域再生中小企業創業助成金〉
・・・・雇用失業情勢の改善の動きが弱い地域(21道県)において、地域再生事業を行う法人を設立又は個人事業を開業し、雇用保険の一般被保険者として労働者を一人以上雇い入れる事業主に対し、一定額を助成する。


会社設立資金に余裕がない方につきましては、一度助成金対策を含めた設立プランを検討することも有効ではないでしょうか。


 

金山会計事務所 ページの先頭へ