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チョコッと息抜きを!!

2017/02/05
このコラムでは、これまでどちらかと言えば堅い内容ばかりを取り上げてきましたが、今回は少し柔らかい話題にしてみたいと思います。筆者は、今までに何度か海外に出掛ける機会がありましたが、その殆どがヨーロッパで、東南アジアのタイは今回が初めての機会でした。これは、わが国が明治期に法律の手本としたのが、フランス法、ドイツ法にあったこともあり、また、現在の職業との関連で、ヨーロッパ先進国のVAT(消費税)の理論と実務を視察する目的があったからでした。しかし、今回は、さる金融機関からのお誘いで4泊6日(機中1泊)のゴルフ旅行が目的です。
 
1月22日は、早朝4時起きで、真っ先にカーテン越しの空を眺めましたが、快晴でホッとしました。というのも、新千歳空港は、前々日、前日と風を伴う大雪、大荒れのため欠航する便が多く、当日の天気が気掛かりでした。因みに、空港が閉鎖され、飛行機が欠航するということになれば、乗客の都合ではありませんが、それでもキャンセル料を支払わなければなりません。バンコクスワンナプーム国際空港行きの便は、10時20分を回った頃に新千歳空港を無事に離陸しました。しかし、この日の新千歳空港の気象は、非常に気紛れだったようで、午後からは空港閉鎖、400人以上の乗客が空港内で夜を明かしたと報道されています。
 
航路上の気象条件は、概ね良好で、2時間の時差のあるスワンナプーム国際空港には現地時間の午後4時前に到着しました。日本の真夏の真昼という感じ、太陽は高く、ジリジリとした暑さに、長袖の着衣を2枚脱ぎ、Tシャツ1枚と薄手のズボン姿になりましたが、それでも、流れる汗を止めることができませんでした。タイへの入国手続きを済ませ、専用バスでおおよそ1時間ほど走り、シーロム通りにあるナライホテルに着きました。荷解きと明日からのゴルフの準備を整え、夕食は、午後6時45分からホテル2階でタイ料理を含めたバイキング料理に舌鼓を打ち、食事の後は、ホテル周辺のセブンイレブンで、ミネラルウォータ2ℓ×4本と缶ビールとおつまみを買い、部屋に戻りました。
 
結局、ホテルから出掛けたのは、そのコンビニに行った時だけでした。空港からホテルまでのバスの中から見た光景もそうでしたが、市内で見かける車はその殆どがメイドインジャパン、道路を所狭しと走っているその車の列を縫うようにして走る、2人乗り3人乗りのバイクも、また日本製であることにある種の誇りと感動を覚えたと同時に複雑な思いも抱きました。歩道はどうかと言えば、道路上では、食べ物、飲み物、衣類、お土産、玩具、装飾品etc.種々雑多な物が売られ、中にはマッサージ嬢の客引きまでいて、商いをする人々の商魂の逞しさのようなものに圧倒されました。
 
さて、1日目のゴルフは、リバーデールGCを回りましたが、昨年の秋以来クラブを握っていなかった所為か、感覚をなかなか取り戻せず、平凡なスコアに終わりました。コースは平坦ですが、池が随所に作られていて、そこに3発も入れてしまいました。2日目は、スワンゴルフ&CCでしたが、筆者にはとても難しく、池に6発も入れる有り様でスコアは最悪でした。3日目は、ロータスバレーゴルフリゾートでコンペでしたが、池には1発しか入らず、まずまずの結果で3位入賞とドラコン賞を頂きました。そして最終日は、ロイヤルゴルフ&CCでプライベートコンペを行い、準優勝とニアピン賞を頂きました。バンコクのコースは総じて平坦ですが、池があちこちに配置され、難しいながらもとても美しいコースでした。
 
ゴルフの後の食事は、エージェントの手配が良かったのか、全て美味しく頂けました。到着した22日はタイ料理を含めたバイキングで味噌汁やおにぎりもありました。23日は中華料理、24日は専門店でのタイ料理、25日は中華街に繰り出してのフカヒレスープと子豚の丸焼き、26日はタイ在住の中国人料理人が作るタイ風中華鍋。絶品で、残ったスープにご飯を入れた雑炊が、また格別でした。少しだけ、自分の目でタイの実情が知りたくて、ホテルの周辺を散策しましたが、壊れそうに見える木造の住まいに混在する形で林立する無機質な高層ビル。また、雑多な人種が行き交う歩道上で食べ物を売る者、それを食べる者、そしてそれを食べながら歩く人、物乞いをする人、周囲の喧騒とは無頓着に寝ている人。この国は将に発展途上国であることを実感した今回のゴルフ旅行でした。(了)

文責 (G・K)

 

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