こんにちは。
先日新しい貸金業法について簡単にお話致しました。
施行されてから1ヶ月が経とうとしていますね。
今回の改正は主に
「グレーゾーンの撤廃」
「所得に応じた借入限度額の設定」
が大きな目玉となっており、これにより多重債務者の減少を目指したものとなっております。
しかしながら懸念がいくつか存在するというのもお話し致しました。
その一つとしてかなり取り上げられているのが、「専業主婦(夫)」です。
今回の改正により、原則いわゆる専業主婦(夫)が個人で借入を受けることが出来なくなりました。
今までは配偶者に所得があることで、通常融資を受けられていたものが、これからは配偶者の「承諾書」などの
証明が必要になってくると言われています。
それならその書類を準備すればいいだけのことを思われる方もいると思いますが、配偶者に内緒で融資を受けていた
専業主婦(夫)も数多くいることと思います。
そのような対象者は今後非常に厳しい状況になってしまいます。
内緒にするのが悪い!と言われたらそれまでですが(所得がある方は引続き配偶者に内緒で融資を受けられるので、それとの平等性の問題もあるかもしれませんが・・・・)、
問題なのは、そのような対象者に狙いを定めているヤミ金業者が数多く存在するということです。
今後この問題が表面化するほど大きくならなければいいのですが・・・・・